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  3. 【プロの裏技】初期費用を抑える方法5選

今からまさにお部屋探しを始めようとしているそこのあなた!
引っ越しにかかる費用勿論計算できていますよね?
お部屋の契約は、かなり大きな出費です!
物件やどこで契約するかによって異なるのですが
一般的に初期費用として家賃の5~6ヶ月分が必要と言われています。

【一般的な初期費用項目】
・前払い家賃:賃料2か月分
・敷金:賃料1か月分
・礼金:賃料1か月分
・仲介手数料:賃料1.1か月分
・初回保証料:賃料の50~100%

【その他】
・クリーニング代:1Kタイプで5~6万円程度
・鍵交換代:1~4万円程度
・安心サポート(24時間サポート):月額800~1,000円程度

仮に家賃が10万円だとしても60万円…
それに加えて引っ越し業者代、新たに買い足す家具代などなど
冷静に計算してみると震えが止まりませんね…

何かとお金がかかるお引越しですから初期費用は少しでも抑えたいですよね!

そんなあなたに朗報です!

元不動産営業マンとして
「部屋を探す側」「募集する側」の両方を経験した私だからこそお伝えできる
借りたい側、貸したい側両者の視点からお伝えしていきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう!

家賃・敷金礼金の交渉術

不動産業者から渡された初期費用の見積もりで大部分を占めるのがこの部分です。
結論からお伝えするとこの部分の交渉は非常に難しいです。
実際に私が営業でお客様をご案内していた時も家賃や敷金・礼金を下げれたのは
30回に1回うまくいけば良い方といったところでしょうか。
私が働いていたのは都内でしたので地方ではもう少し異なるかもしれませんが
都内の物件を所有のオーナー様は非常に強気です。
中には礼金の交渉希望を伝えると有無を言わさず申込取消になった案件もありました。

今の話で不安になってしまった方も安心してください。
ダメ元でも可能性を少しでも上げるポイントを3点お伝えします!

1.営業マンを味方につける

店舗に行ってみて担当の営業マンが「良い人だった」「対応がいい」と感じた場合は
営業マンにこう伝えてみて下さい。
「実は他の店舗でも話を聞いていたんですが〇〇さん(営業担当の名前)にお任せします。」
これを言われると営業マンのやる気は3倍にアップします。
冗談のように聞こえますが、営業マンにとって本当に辛いのが時間をかけて対応したお客様から
「他で決めました」の一言です。
受注確度の低いお客様に時間をかけるのは非効率ですよね?
オーナー様との家賃や礼金の交渉は非常に大変です。
少しでも確率を上げるためにまずは営業マンを味方につけましょう!

2.閑散期を狙う

引っ越しシーズンといえば1~3月、9~10月といったところでしょうか。
この時期は、物件の動きが非常に激しいのでわざわざ値下げを希望している入居者を選ばなくても
勝手に部屋が埋まっていきます。
この時期の交渉はほぼ不可能と思っておいた方がよいでしょう。
逆に閑散期に空室が続いてしまうとオーナー様にとってはかなりの痛手です。
5~8月あたりは特に引っ越しが少ない時期ですので
少しでも可能性を高めるのであれば狙い目ですね!

3.入居日を月末に合わせる

家賃の支払いは、口座引き落としが多いです。
口座振替の依頼をかけて反映されるまでに時間がかかりますので
家賃の2か月分は初期費用として支払うのが一般的です。
クレジットカードで支払う場合も同様ですね。
入居月に関しては日割り計算となるので入居日を月末に近づければ近づけるほど
初期費用を抑えることができます!
ただ、この方法で注意して欲しいのは初期費用を下げることはできますが
翌月の末には翌々月の賃料が引き落とされますので
合計で支払う金額が節約できている訳ではありません。
審査が通ればお申し込みから2週間前後で入居してくださいと言われる物件がほとんどですので
是非逆算してお部屋探しを進めてみて下さい。
ここのタイミングがうまくいけば今のお部屋の家賃とのダブりも最小で抑えることができますね!

仲介手数料を0にする魔法の言葉

私が営業時代に一番聞いた言葉「仲介手数料安くなりませんか?」
私も人生で7回引っ越しているのでお気持ちは痛いほどわかります。
ですが、お客様にこれを言われると自分自身の仕事の価値を否定されているようで
少し悲しい気持ちにもなります…
仲介手数料も安くしたい、営業の方にも迷惑をかけたくないという方は
ぜひこの言葉を使ってみて下さい。
「仲介手数料を下げてほしいのでAD付き物件で探してください」
AD付き物件?
聞きなれない言葉が出てきましたがわかりやすくご説明させて頂きますね!
ADとはAdvertisement(アドヴァタイズメント)=広告費のことを指します。
オーナー様が早く入居者をつけてほしい際に成約してくれた業者に支払う報酬のことです。
ADが多い物件だと賃料の4か月分のADがついている物件もあります。
AD付きの物件であれば、不動産業者も仲介手数料無料でも問題なく案内できますね!
【注意】
基本的に仲介手数料を0にして欲しいというのは、コンビニに行ってタダで商品を下さいと言っているようなものです。営業担当の方との会話の中で伝え方も工夫してみて下さい。

業者がおすすめする〇〇に加入しない!

ここはかなり重要です!!!
気になる〇〇とは、火災保険(家財保険)のことです。
業者から進められる火災保険は一般的に2年間で2万円前後の商品が多いです。
ですが、ネットで探してみると2年で1万円以下の商品がゴロゴロ転がっています。
私も2021年の12月に引っ越しをしたのですが、業者指定の火災保険ではなく
自分で探してきた火災保険で2年で8,000円のプランで契約をしました。
ネットで選ぶ場合は借家人賠償責任が1,000万円以上のものを選べば安心です。
自動で更新してくれますし、支払いもクレジットでできたので大助かりです。
火災保険を変えただけで1万円以上節約できますね!
家財保証額やお部屋の条件によっても異なりますのでぜひ自分に合う火災保険を探してみて下さい。
下記サイトで検索すると3,610円/年間のプランもありました!
私もこちらのプランにしておけば良かった…

【注意】
物件によっては、オーナー様や業者の指定の火災保険でなければ契約できない場合があります。後からのトラブルを避けるためにも最初にきちんと確認しておきましょう!

〇〇賃貸住宅を利用する

別の記事でもご紹介したのですが、
初期費用を抑えるのであればUR賃貸住宅を利用するのがオススメです。
・礼金ナシ!
・仲介手数料ナシ!
・更新料ナシ!

こんなにお得でいいんですか!?と言いたくなるような内容ですね。
詳細はこちらの記事からご参照ください。

引っ越し業者選びに〇〇は必須!

こちらの○○とは、「比較」です!
不動産業者に進められるがままに大手の引っ越し業者で決めている方も少なくないかと思いますが
しっかりと複数社見積もりをとることが大事です。
特に近場でのお引越しやタワーマンションへのお引越しなどの場合は
その条件に特化した業者さんがいますのでそういうところにお願いすると
大手よりも数万円お得に引っ越しできるかもしれません。
私も大阪から東京に引っ越しする際、A社からは15万円、B社からは13万円と言われ交渉したところ
A社で8万円で引っ越しすることができました。
一括見積サイトなどは電話やメールが嵐のように届きますが背に腹は代えられません。
繁忙期はトラックもすぐに埋まってしまいますので
絶対に損したくない方は早めに見積もりを取っておきましょう!

いかがだったでしょうか?
損をしないためにも早め早めに行動していくことがとても重要です!
今すぐ行動に移していきましょう!!!